最後のお願い

みなさん、こんにちは。
コアネット教育総合研究所の福本です。

ここ一週間ほど、寒い日が続いていましたが、昨日今日は幾分楽ですね。
そして、気付けばもう12月も半ば。
今年も残すところ、あとわずかになりました。

ということは、入試シーズンまであと少しということになります。

今月も、いくつかの学校の説明会に参加をさせていただいています。
12月にもなると、何回も説明会を重ねてきて、おおよそ「説明しなければならないこと」は説明しつくしている感もあるのではないでしょうか。

ここ最近の説明会に参加させていただいて思うのは、やはり「何をやっているのか」ということ以上に、「この学校に自分の子どもを預けたい」と思っていただけるかどうか、ということのほうが大切なのではないか、ということです。

中学入試であれば、その後の6年間。
高校入試であれば、3年間。
そして、大学入試では4年間。

若く大切な時期の長い時間を過ごす場所を選ぶ時、その選択においては「頭」で理解することと同時に「気持ち」の部分で共感できるか、は大切な要素になるのではないか、と思うのです。


とりわけ、中学受験であれば、保護者の方々にとっても、受験生本人にとっても、受験に向けて過ごした日々には様々なストーリーがそこにあると思います。
その集大成として迎える受験では、偏差値や教育内容という「スペック」は当たり前のベースとして、最後は「気持ち」の部分が大事になると思うのです。
自分たちのストーリーを最高の形で締めくくりたいと思うはずです。

そして、そのエンディングは、新しいストーリーの始まりになるわけです。


だからこそ、「この学校で学びたい、この学校に通わせたい」と思っていただくこと。
「この学校で学ぶことができて良かった、この学校で過ごさせることができて良かった」と思っていただくこと。
これが大事なのだと思うのです。


年が明ければ、すぐに入試が始まりますね。
新しい春が、学校にとっても子どもたちにとっても素晴らしいスタートになることを願ってやみません。