金メダルじゃなきゃイヤだ!

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。
なでしこジャパンのオリンピック銀メダルに続き、「ヤングなでしこ」もがんばりましたね!この大会初のメダル獲得にもかかわらず、「違うメダルの色が良かった」と涙する選手のコメントを聞いていると、時代は変わったな、とつくづく思います。
「世界で勝負する」ことが、彼女たちには当たり前のことなんですよね。

今日、国際教育に非常に力を入れている学校の先生方とお話しする機会がありました。
一昔前は、ともすると「語学=国際教育」というようなイメージがあったように思うのですが、今はそれもだいぶ変わってきました。「グローバル人材」とは英語や中国語が喋れる人を指しているわけではなく、大きく言えばグローバル社会の中で、自国・他国の人たちと協働しながら価値を作り出すことのできる人を意味していると、理解しています。

以前、元ソニー会長の出井伸之さんに弊社主催のセミナーでお話いただいた時に、そのような主旨のことをおっしゃっていました。

とはいえ、「グローバル人材とは」ということを定義することは難しいことだと思います。しかし、ただ一つ言えることは、語学というひとつのスキルを身につけたところで、本当に国際社会で活躍できるのかどうかは分からない、ということだと思います。そして、これは国際社会のみならず、国内で活躍するためにも同じことのような気がします。

一つのスキルを身につけるだけではなく、いくつかのスキルを統合して自分独自の価値を作り出していかなければならない。よく言われることですが、「No.1戦略ではなく、Only1戦略」というやつですね。
そして、自分なりの「Only1」を作り上げる時に重要な要素になるのが、「時代性」なのだと思います。今は、そのひとつが「グローバル化」なのではないでしょうか。

先生方と話していて、そんなことを考えていたのですが、考えれば考えるほど、難しい問題です。機会があれば、いろいろな学校の先生方と議論してみたいな、と思います!