ウラハラ

みなさん、こんにちは。最近は突発的な雷雨が多いですね。今日も、埼玉からの帰り道、ものすごい稲光をいくつも目撃しました。運転中の車の中からだったので、残念ながら写真はありませんが、自然の偉大さを感じました。

ということで、今日は埼玉に行ってきました。取材である学校を訪ねたのですが、この学校は私がかつて勤務していた学校です。
念のため、いらっしゃるのかどうか心もとないところではありますが、「このブログのヘビー読者」の方々にお断りを入れておくとすると、以前このブログに登場した学校とは別の学校になります。

とても印象的だったのは、お話をお聞かせいただいた教頭先生が、卒業生の活躍ぶりをお話されている時に、目に涙を溜めてお話しくださった姿です。やっぱり、先生方にとって卒業生というのは「宝物」なんですよね。

一方、管理職である教頭先生として、この学校で働く教職員を守り、どのようにしてこの学校を発展させていくか、ということについても同様にお話してくださいました。その時の先生の目は、卒業生のことを話している時とはまた別の真剣さを感じるものでした。

この真剣な眼差しは、全く別物というわけではないのだと思いますが、先生のお話からは、ある種のパラドクスに似たものを感じました。

教育者として、そして学校・教職員をマネジメントする立場として、両面を持って学校を切り盛りしていくことは、やっぱりとても難しいことなのだと思います。かつて私が勤務していた時、尊敬していた先生がその「ウラハラ」な状況でも「らしさ」を失わずに前に進もうとされている姿に、とても大きな勇気をいただきました。

まだまだ未熟な私ですが、ほんの少しでも、私学の発展に貢献できるように、今ここにいる自分に最大限コミットして考え続けていきたいと思います。

やっぱり、学校って、私学っていいもんですね。