ラッキーをつかみとる

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。ここ数日は、降ったりやんだりのお天気が続いていますね。徐々に、秋に近づいているのでしょうか。

さて、昨日私は、昨年まで高校に勤務されていて、今年から大学に移籍されて准教授として教鞭をとられている先生の所に行ってきました。この先生は、高校在籍時に私たちが実施させていただいているスクール・コーチンTALKの研修にご参加くださり、それ以降のお付き合いになります。

かれこれ3、4年のお付き合いになるのですが、エネルギッシュ、ポジティブという言葉をそのまま体現されているような方で、ご自身にとって「これは」と思うものには、とにかく取り組んでみる、というパワフルな先生です。
今回の移籍も、きっと勇気のいる決断だったと思います。おそらく、そのまま高校に居続けることもできたのだと思いますが、「いろいろなタイミングが重なって、『今だ』と決断をした」とおっしゃっていました。その決断力、すごいと思います。

もう一つ、先生とお話をしていて感じたのは、やはりラッキーをつかみとる人は常にオープンで行動的で、様々なことにアンテナを張り巡らしている、ということです。以前、このブログでも紹介させていただいた「プランドハプンスタンス理論」を、まさに地で行くような感じです。
そして、「今だ」と思った時には、迷わず決断する。企業人にしても、スポーツ選手にしても、これはきっと「成功している人」の共通点なのではないでしょうか。

さらに言うと、「自己肯定感」そして「他者支援と他者への感謝」に満ちていることも、その共通点かもしれません。

これまでの半生で起きたエピソードをお聞きしていると、必ずしもいいことばかりではなく、むしろ大変なご苦労を重ねてきていらっしゃいます。でも、それでも「自分は本当にツイテいる」とおっしゃるのです。たぶん、その時その時の自分に最大限コミットし、できるだけの努力を積み重ねてこられたからこそ、こう言えるのだと思います。

そして、お話の最後に、「今こうやって息をして、生きていられることに対して幸せを感じ、本当に感謝している」とおっしゃっていました。

なんか、こういった方とお話していると、清々しい気分になりませんか。きっとその身にまとっている空にが、ラッキーが引き寄せられるのですね。
自分も、あーだこーだと言わず、周りに感謝しながら、とにかく今を思いっきり楽しみつつ、がんばらなければならないな、と気分を新たにした一日でした。