東向け東!

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

新学期が始まり、あっという間に2週間が経ちました。先生方の学校の新入生も少しずつ学校になじんできている頃でしょうか。

最近が学校にお邪魔すると、新入生を見かけます。まだ初々しさたっぷり、だぼだぼの制服を着て友達同士じゃれ合う生徒さんを見ると、なんとなく笑顔になってしまいます。


昨日は、とある学校の中学新入生オリエンテーションに参加してきました。
その学校はミッション系の学校で、開始前に礼拝が行われました。そこで宗教の先生がお話されていたことです。


オリエンテーション(Orientation)とは、「方向付け」という意味なんですね。

ヨーロッパの教会はすべて「東(Orient)向き」に作られているそうです。理由は、「東(Orient)」は「イエスが生まれた方角」だから。

そして、教会の位置をきちんと東向きに建てるために方向づけることを「Orientate」というそうなのです。


知ってて当然の常識なのかもしれないのですが、私は昨日初めてこのことをしりました。
こういった言葉の意味を知ると、それだけでも「なぜ、オリエンテーションをこの時期に行うのか」ということに対する理解が深まりますよね。


さらに、このような話を「礼拝」の中でできるということはミッション系の学校ならではのことなのではないでしょうか。

昨日この話を聞いた新入生が、2日間のオリエンテーションを経て6年間の素晴らしい学校生活の「方向づけ」ができているといいなと思います!