閑話休題

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

今、東北日帰り出張の帰りの新幹線です。往復6時間という移動時間はさすがに憂鬱ではありますが、車中日頃たまっている仕事をやるには貴重な時間になっています。
いつもの東京駅の新幹線ホームはビジネスマンばかりですが、今日は子ども連れのお母さん方がけっこういました。夏休みを利用して帰省するのでしょう。大きな荷物を持った子どもたちの表情はとっても輝いていました。この夏、たくさんの思い出を作ってほしいなー、と思います。

そして、くだらない自論として「周りをよく注意して見ていると意外に身近に有名人はいる!」と普段から思っています。今朝も、東京駅で元プロ野球選手の大魔神佐々木主浩さんのご一家をお見かけしました。そして、それから10歩ほど歩みを進めると、今度はトータルテンボスというお笑い芸人さんの片割れ(アフロヘアーのほう)のご一家をお見かけしました。
すいません…。言いたいのは、「意外と有名人はいる!」ということではなく、「注意深く見ていると、注意深く見ていない時に見えないものが見えてくる」ということなのです。

これは、だいぶ前に読んだ小宮一慶さんの本にも書かれていました。普段よく見ているはずの腕時計。今すぐ、それを見ずに絵を描くことはできますか?街中でよく見かける「ローソン」のマーク、正確に描くことができますか?
きっと私たちは、普段見ているつもりでも見ていないんですよね。おそらくは、それを自覚することが第一歩なのだと思います。もしくは、「当たり前」と決め込んでしまっていることも、あえて改めて見直してみると、それまでは気づかなかったことに気づくことができるかもしれません。

それが難しいことなのだと思いますが、これをやり続けることは、もしかしたら新しくあり続けるための方策の一つなのかもしれません。
さて、あと1時間ほどで東京駅に着きます。帰りも有名人がいないか、注意深く見渡しながら、帰途につきたいと思います。