つづき

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

夏の夜、みなさんは何を連想しますか?
花火?夏祭り?

私は、子どものころの夏休みを思い出す時、枝豆とビールとナイター中継を思い出します。ジャイアンツファンの父がビール片手に見ていたんですよね。昭和ですねー…。一方、私はジャイアンツファンではなくカープファンですが。

一昨日訪れた東北の学校に来週教員研修でまた伺うのですが、ちょうどその頃が夏祭りの時期だそうです。人ごみが苦手な私はあまりお祭りに興味はないのですが、最近、浴衣を着てにこやかに歩いている人たちを見ると、枝豆とビールとナイター中継と同じように夏の楽しみのひとつなんだなと思います。

その東北の学校を訪問する度に感じることがあります。それは、いわゆるホスピタリティーの重さです。

駅から歩けば30分以上あるその学校に行く時は、必ずタクシーを使います。慣れている運転手さんは、何も言わなくても敷地内に入り、受付のある入り口の前に停めてくださいます。当然、私は乗車料金を支払い、車を降ります。

そして、扉を開けると、事務所にいらっしゃる方々全員が起立してくださり、礼をしてくださいます。その後、名前を名乗った時、対応してくださった方は誰でも必ずこうおっしゃいます。
「コアネットの福本様ですね。お待ちしておりました。」

お待ちしていただいていたかどうかは、わかりません。でも、こう言っていただけると、(そんなことが滅多にないだけに)うれしいですよね。

そして、帰り際には、必ずこう言葉をかけられます。

「お帰りのお車はどうされますか?お呼びしますので、こちらのお部屋で少しお待ちください。」

いかがでしょうか?こう言われて悪い気がする人はいないですよね。
そして、自分たちは常にこれができているでしょうか。

「事務」の方々は、電話対応にしても来客対応にしても、外部の方とまず初めに接触される方です。その方の対応が、もしかしたら学校の印象に大きく影響しているかもしれません。

ほんの些細なことですが、今一度、見返してみてはいかがでしょうか。実は、私もいろんな学校に電話を掛けたり、お邪魔したりしますが、「いやな」感じの対応をされること、稀にあります。

先生の学校は、いかがですか?