やおぱち

みなさん、こんにちは。お盆休み、いかが過ごされましたでしょうか。普段お忙しい先生方にとっては、「束の間」の休息だったのではないでしょうか。
私は、この週末、6年間通った母校の近くを訪れる機会がありました。仕事でも、ちょくちょく行く学校ですので、年間数回は行っていることになります。
にもかかわらず、やっぱり行くといつも「懐かしい」と感じるのはとても不思議に思います。きっと、私の中の「原風景」なんですね。
ただ、高校を卒業してからもう既に20年弱になるわけですから、実際の風景は変わっています。校舎が改築されたり、新しい施設ができていたり。当たり前ですが、見た目は変わっているわけです。でも、私にとってはそういった物理的な変化は大きな問題ではないのかもしれません。

さて、用事が終わって帰途に着いた時、学校の裏門を出たところにある八百屋さんの前を通りました。この八百屋さんは在校生には「やおぱち」という愛称で親しまれていたお店です。名前は「八百八」ではないのですが…。
このお店は、基本的に八百屋さんなのですが、この学校の生徒をターゲットにカップ麺や駄菓子も売っていました。私もご多分に漏れず、昼休みや部活帰りによく買い食いをしていました。

懐かしさに身を委ねてお店を覗き、ナスや枝豆などの夏野菜を買いました。そして、昔からお店を切り盛りしているおばちゃんに「卒業生なんだ」と話し、昔話や四方山話で盛り上がりました。


おばちゃん:「昔は●●部の連中がワルくてねー」
私:「そうそう!こんなこともありましたよねー」


おばちゃん:「そう言えば、□□先生は今年で定年なんだってねー、寂しくなるわ」
私:「あの、鉄人□□先生にも定年はやってくるのかー」


懐かしすぎる話題や、先生の名前にしばし時がたつのを忘れ、話し込んでしまいました。これもきっと、私の原風景なのだと思います。そして、今でもなくしたくない大切な思い出です。
これも、私学の魅力ですよね!

やおぱちのおばちゃん、ありがとうございました!
ナスと枝豆、さっそく帰って食べましたが、おいしかったです。