行動が自分を変える

みなさん、こんにちは。もうすぐ夏休みも終わりですね。子どもたちも、いよいよカウントダウンが始まり、そろそろ夏休みの宿題のラストスパートが始まったころでしょうか。

さて突然ですが、みなさんはテレビをよく見るほうですか?私はほとんど見ません。ニュース番組などを除いて、毎週必ず見る番組はひとつかふたつほど。そのため、世間の流行からはだいぶ遅れをとっているのですが…。

そして、数少ない定期的に見ている番組に、「情熱大陸」という番組があります。約10年続いている人気番組ですので、ご存知の方も多いと思います。
昨日は、バイオリニストの木嶋真優さんが取り上げられていました。幼少期からバイオリンを始め、10代のころにはプロのバイオリニストを目指すことを決めていたそうです。
お医者さんやプロのスポーツ選手など、その道のプロフェッショナルを目指す方のキャリア形成は、だいぶ早期に大枠のイメージができているような気がします。私のような一般人とは、そこが大きな違いですね。それだけの能力を持っているからこそ、早期に「目指す山、登る山」を決められるのだと思います。
ただ、私のような一般人はそうではなく、様々な経験を積みながら「目指す山、登る山」を見定めていく、というのが理想的なキャリア形成の形なのだと私は考えています。同じようなことを、リクルートワークス研究所大久保幸夫所長もおっしゃっています。

そう考えると、類稀な能力を持っている人は、それだけで恵まれているのか。

昨日の木嶋さんのお話を見る限り、そうではないのだろうと思います。
彼女の言葉で印象的だったのは、「結局、人と人とのつながりが今の私を作り上げている」という主旨の言葉です。「ヨーロッパで一定の評価を得られるようになったのも、とにかく動き、人とつながってきたからこそ。」そうおっしゃっていました。

つまりそれは、「行動」が今の自分を作り上げている、ということなのだと思うのです。いくら恵まれた能力を持っていたとしても、行動しなければ宝の持ち腐れ。
きっと、本場ヨーロッパでも注目される今の地位を築き上げるまでに、彼女はたくさんのチャレンジングな行動をしてきているのだと思います。そして、その結果、今のキャリアがあるのではないでしょうか。

結局のところ、今の自分は過去の自分の行動の積み重ねの結果に過ぎないのかもしれません。
しかし、過去と他人は変えられません。またその一方で、未来と自分は変えられます。
過去を振り返ることも大切なことですが、あさっての自分のために、明日自分がどう行動するか、ということこそが、キャリア形成という意味では大切なことなのかもしれないなー、と感じた日曜の夜でした。

さて、あさっての自分のために、私は今日と明日、あさっての研修準備を精一杯がんばりたいと思います!!