セルフエスティーム

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

5日間の関西出張も終え、東京に向かっています。
この5日間で、5つの学校にお邪魔しました。5者5様。またたくさんの学校、先生方と出会えたことに感謝しなければいけません。

そして、とにかく寒かった。。。
迂闊にもコートなしで出かけてしまったので、ものすごく寒かったです。やはり、12月からは「冬」だということを実感しました。


今回、いろいろな学校の先生方とお話をさせていただいたなかで、私の中にとても印象的に残ったキーワードがあります。


それは、セルフエスティームという言葉。
日本語に訳すとしたら「自己肯定感」といったところでしょうか。

これはおそらく、人の成長において非常に重要な要素な気がします。いろいろな先生のお話から読み取れる、いわゆる伸びる生徒の共通ポイントとしてこれがあるのです。

ただし、難しいのが「根拠のない自信」との違いです。
本質的には全く違うものですが、「勘違い」している生徒がいるのではないでしょうか。

私なりに整理をすると、「自己肯定感」は経験とそれに基づく振り返りが伴われている。
一方、「根拠のない自信」は経験も振り返りも伴っていない。
のではないかなと思っています。


何かしらの経験をした時、それを振り返り、できたこと、できなかったことを整理して、できたことを素直に自分自身が認めて自分を褒めてあげる。
同時に、改善すべきことがあるのであれば、それもまた真摯に受け止めて次につなげる。

こういったプロセスを重ねることで、「自分だったら大丈夫」という「自己肯定感」につながるような気がします。
そして、親や先生方、周りにいる大人が、それを認めてあげることも「自己肯定感」を醸成するためには必要なことだと思います。


これって、大人も同じことですよね。
私たちは今回、関西で大規模なセミナーを実施しました。
良かったという声もいただき、無事成功だったと思います。
だからこそ、できたこととできなかったことをもう一度しっかりと振り返り、自己肯定感につなげていかなければいけませんね!