Be ambitious!

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。
週明けからどんより曇っていますね。こうお天気がすっきりしないと、なんとなく気分がどんよりしてしまうのは私だけでしょうか。
いや、きっと民主党のみなさんは、もっとどんよりした気分になっていることでしょう…。

この曇り空を吹き飛ばすくらい、私は今週もがんばりたいと思います!


さて、今日は定期的に実施している社内勉強会が午前中に行われました。
今日は大学を専門に研究されている方をお招きしての勉強会です。
大学教育のこと、学生募集のこと、たくさんのお話をいただき、非常に勉強になりました。


これは中高でも同様に言えることですが、今とそしてこれからの社会を見据えて、どのような人材を育成していかなければならないのか。
さらに、そのような人材を育成するために、どのような教育を行っていかなければならないのか。
これを真剣に考えていくことは、やはり教育機関に強く求められることだと思います。
そしてそれは、必ずしも「有名大学」であれば必ずやっていることではない、ということも見逃せないポイントだろうと思います。


しかし、生徒や保護者は、どうしても「有名大学」への進学を希望します。
当然、「有名大学」の中にも優れた教育活動を行っているところもあるでしょう。
一方で、決して「有名大学」ではない大学でも、優れた教育活動を行っている大学はあるのです。

ただし、そういった大学への進学実績を示しても、中学受験・高校受験をする受験生やその保護者に対するアピールにはならないのが現状です。

進路指導、また生徒募集の両面から考えても、非常に難しい問題です…。


大学が変わることで、そういった意識や価値観が変わるのか。
中高とその生徒・保護者が変わることで変わるのか。
はたまた採用する側の企業が変わることで価値観は変わるのか。
まさに、「卵と鶏」の問題ですね。

ただひとつ、今日の勉強会でも出た話で、私も強く共感するのは、様々な可能性と進路・進学先を提示したうえで選択させることの大切さです。
もちろん、多様な進路を示したうえで、学校として、また先生としてはどの進路がベストと考えるのかについても、伝えていかなければなりません。

地道な努力かもしれませんが、こういったことを一つひとつ積み重ねていくことを、私たちはその労を厭わずにし続けなければならないのかもしれませんね。