タカラモノ

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

いよいよ、東京・神奈川の中学入試の出願が始まりました。
各校、応募状況が気になるところではないでしょうか。
私も、生徒募集の支援をさせていただいているので、クライアント校の出願状況に日々一喜一憂しています。


今は、学校の先生方と共に「募集する側」にいる私ですが、今から20年以上前は「受験生」でした。

今でも、中学入試のことは鮮明に覚えています。

私が受験した年は、1月31日から雪が降り始め、2月1日は大雪でした。
交通機関が乱れ、予定よりも早く家を出発しました。
私が1日に受験した学校は、まだその当時面接試験があったのですが、その面接試験もだいぶ簡略化して行われました。

3日の学校の入試を終え、学校から出てくる私を校門のところで待ってくれていた両親が、笑顔で1日校の「合格」を知らせてくれました。
1日校は、当然志望度の高い学校でしたら、とてもうれしかったのを覚えています。

そして、入試を終えた3月私たちは川崎から横浜に引っ越すことになっていました。
入学前の3月、晴れやかな気持ちで、4月からの新しい生活に胸躍らせながら、引っ越しの準備と後片付けをして過ごした約1週間は特別な時間でした。


入学後に過ごす6年間もさることながら、やはり「受験」は私を成長させてくれたと思います。
ですから、私にとって中学受験は今でも大事な宝物です。


昨日は首都圏外の学校に行きました。
首都圏外の学校では、すでに入試を終え、入学手続きが始まっています。
合格された受験生の保護者の方々が窓口に入学手続きに訪れていらっしゃいました。
これから、どのような6年間を過ごされるのでしょうか。


当然、受験生にとっても学校にとっても、入試は一大イベントですし、様々なことが起こると思います。
でも、やはり、受験生一人ひとりにとっては、とても大切な「受験」であるということは、忘れずにいたいと思います。