一緒に世界一になろう!

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。
一時期の異常な暑さからは少し解放されましたが、それでもやっぱり暑い…。
そして、子どもたちは夏休みに突入しましたね。
夏休みを十分に満喫しながら、充実した1か月半を過ごしてもらいたいと思います。


さて、私は先日、とある学校で「部活動の指導においてどのようにして生徒の主体性を引き出すか」というテーマで講演をしてきました。
このブログをご覧になっている先生方はお分かりのことと思いますが、私はスポーツが大好き。そんな私にはピッタリのテーマだったかなと思います。

内容を考えている時も楽しみながら考えることができました。


資料を作成する過程で今回は何人かの指導者(スポーツ)の方が書かれた本を読みました。
中でも最も印象に残ったのは、なでしこジャパン佐々木則夫監督の本でした。

選手から「ノリさん」と呼ばれている佐々木監督。
選手との間に、ものすごく強い信頼関係があるのだと思います。

この本を読んで分かったのですが、監督と選手の関係性は監督の明るいキャラにいよるものだけではありません。

その信頼関係の根底にあるのは、きっと監督の選手に対する信頼感だと感じました。
「彼女たちはできる」
「彼女たちは大きな可能性を持っている」
「私(監督)は、それを引出さえしてあげればいい」

これが、佐々木監督の基本的なスタンスであると思います。


私も現場で指導していた経験がありますが、そうそう簡単にそうは思えません。
でも、佐々木監督は心の底からそう思っているのだと思います。
このスタンスがあるからこそ、選手は「監督についていこう!」と思えるのではないでしょうか。


学校でも、会社でも、相手を信じる気持ち。
大事ですね。