縁は異なもの

こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

昨日、今日あたりは少し前の蒸し暑さに比べると少しは楽ですね。
今日から新学期が始まっている学校もチラホラとあるようです。
夏も、夏休みも、そろそろ終わりといった感じでしょうか。


最近、学校に行くとよく「ビジョンの構築とその共有、浸透」の話になることがあります。
先日は、ある学校で全教員の方々を対象とした研修でまるまる一日、自校のビジョンを考えるという研修を実施しました。
また、今日は私が講師を担当している「進路指導強化講座」にご参加いただいた先生を訪ねて学校にお邪魔したのですが、そこでも中心となるテーマは、どのようにしてビジョンを明確にし、それを共有するかということでした。


かねがね、機会をいただく度にお話をさせていただいていることですが、難しい状況に立たされている今だからこそ、私学は自らの学校のビジョンを改めて描きなおす必要があると思います。
そして、そのビジョンに基づいた教育価値を提供し、かつ、それを分かりやすくマーケットに伝えていかなければならないわけです。


こんな当たり前のこと、という感じのことですが、それを徹底しなければいけないのが今、なのだと思うのです。

簡単なようですが、なかなかできないこと。
たくさんの学校を見ていても、それが残念ながらできていないと感じる学校は少なからずあります。


何も、奇をてらう必要はありません。
つながりと流れがはっきりしていれば、説得力は増します。
そして、その説得力があれば、きっと反応する人はいるはずです。


日々の教育活動と同時並行で、それらを整理することは難しいことかもしれません。
しかし、やるべきなんです。



大雑把に言ってしまうと、こういったことを進路指導の場面に置き換えてお伝えしたかったのが、今年の進路指導強化講座のメインコンセプトでした。

今日伺った先生は、しっかりとそれを受け取ってくださっていました。
そして、同時にそのことを再確認できたこと、先生ご自身が考えていたことが方向性として間違ってはいないんだ、ということを確認できてよかった。
安心できる場だった、とおっしゃってくださいました。


とっても、うれしかったです。
先生、ありがとうございました。

これを糧に、またがんばりたいと思います!
なぜなら、こういったことを伝え、先生方に実践していただくことが我々コアネットのミッション、ビジョンだからです。