お兄さん、お姉さん

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。
先週末は世の中は3連休でした。
そして、学校説明会を実施したという学校も多かったのではないでしょうか。

参加者数の増減も気になるところではありますが、おそらくこれからの時期、来校者を確実に出願・受験につなげていくことが大切になると思います。
回数も多く、大変だと思いますが、ぜひ一回一回の説明会を大切にしていただければと思います!


この週末、私が住む日吉では、慶應大学理工学部が行う「矢上祭」というイベントが行われていました。
私もちょっとだけのぞいてきました。


学生たちが楽しむ文化祭というより、地域の人たちとの交流というような側面もあるようで、地元の子どもたちが参加するようなイベントも行われていました。
例えば、中学募集の体験会でもよく見かける「ペットボトルロケット制作」。

子どもたちは、お兄さん、お姉さんの話を聞きながら一生懸命に作っていました。
作った後は、当然グランドに出て飛ばします。

「飛んだー!」
「すげー!!」
と子どもたちは大騒ぎでした。


ご存じのとおり、慶應は三田、藤沢と日吉にキャンパスがあります。
三田や藤沢の様子はあまりよく分かりませんが、すくなくとも日吉に関して言えば、地域にとって「慶應」は非常に身近に感じる関係性だと思います。

街の誇り、というところまではいかないかもしれませんが、やはり大きな存在であることは間違いないと思います。
数年前、慶應義塾高校が甲子園に出場した時、日吉の街はだいぶ盛り上がっていました。


これが、慶應というブランドだからこそのものなのか。
それとも、地域に密着する取り組みがブランドを作り上げるのか。
どちらが先なのかはよく分かりません。

ただ、「私学」にとっては、地域とどのような関係性を作っていくか、ということも大きなテーマなのかもしれないな、ということを感じました。