お父さん、明日出番あるといいね。

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。
先週の台風が去った後、急激に気温が下がり始めました。
体調管理が難しい時期ですが、体には気を付けながら残り少なくなってきた2013年を乗り切りましょう!


今日は朝から出張のため、早朝に東京駅を発つ新幹線に乗って移動しました。
朝7時台の新幹線だというのに、ほぼ満席。
東京駅も、早くも人が溢れていました。

朝が早い先生方にとってはそれほど驚かれるようなことではないと思いますが、朝6時台の電車に乗ることがそれほどない私にとっては少し驚きでした。


周りを見渡せば、ほとんどが仕事に向かうであろう大人たちです。
思い思いに新聞や本を読んだり、携帯やスマホをいじったりしながらの通勤風景が広がっています。

ごくごくありふれた光景なのですが、ここにいる方々がそれぞれの職場で働いている様子はどんな感じなんだろう??と思ってしまいました。

辛そうに、つまらなさそうに仕事をしているのでしょうか?
それとも、
いきいきと楽しそうに仕事をしているのでしょうか?


憂鬱じゃなければ仕事じゃない、という本が出ているくらいですから、当然楽しいことばかりではないはずです。
でも、ここにいる人たちは、そういう状況で「辛そうにしている」のでしょうか、そういう状況すらも「楽しんでいる」のでしょうか。


一昨日、私学マネジメント協会の定例セミナーでご登壇いただいた元IBM社長の北城さんは明るさや前向きさが大切だ、ということをおっしゃられていました。
確かに、本当にその通りだと思います。

そして、少なくとも私自身が影響を受けた先生や魅力を感じる人の共通点は明るく前向きである、というところです。


大変な状況だとしても、変に凹まずに、その状況を打開するために前向きに努力する方を見ていると、なんだか自分も大丈夫、やれそうな気がしてくるから不思議です。


少し前のブログでも書いたかもしれませんが、中高生に対するキャリア教育に転じてみても、やはり明るさや前向きさが必要だと思います。
そして、私たち大人が明るく、前向きに、楽しく仕事をし、それを子どもたちが見ることで、「なんだか自分も大丈夫そう」と思ってもらいたいと思うのです。


そう考えると、もっともっと私たち大人が仕事の楽しさややりがいを子どもたちに話していく必要があるのかもしれません。
そして、何より私たちが仕事を楽しまなければいけませんね!


そんなことを考えながらPCを開き、Yahooをあけるとトピックスのところに何とも微笑ましい、そして仕事に向かう頼もしい父親の姿が写された写真が掲載されていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131023-00000058-mai-base.view-000


ワールドシリーズを控えたボストンレッドソックスの上原投手とその息子さんです。
上原投手は結果を出し続けている素晴らしい選手ですが、結果以上に、この仕事に誇りを持ち、日々自信を持って戦っている姿こそ、きっと息子さんの心に残るのではないでしょうか。