この地に一花咲かせましょう

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

今日は11月22日。世間的には、「いい夫婦(1122)」の日だそうです。
したがって、この日どりに結婚式を挙げたり入籍する人が多いようですね。
10年前、20年前は車のナンバープレートのナンバーなんて割り当てられたものをそのまま着けるというのが一般的だったと思いますが、今はだいぶ番号指定でとるケースも多いですね。
「11-22」というナンバーを見ると、「この人の結婚記念日は11月22日だな」と思ってしまうのは私だけではないはず。


そんな11月22日、私は東北にいます。
このブログでもたびたび書いていますが、東北地方を担当している私は、しばしば東北各県を訪れます。最近は、その頻度が以前よりも増しています。


東北地方に限った話ではありませんが、地方の私学は苦戦を強いられている学校が多いです。
そもそも過疎の進行と少子化によって、受験者がいない。
そして、地方はやはり公立志向が強い。
理由は様々、地域によってそれぞれの特殊事情も絡んでいます。
ただ、順風満帆という私学のほうが少ないのではないでしょうか。


ただ、その一方で、地方私学を訪問すると感じることがあります。
それは、地方の私学こそ、社会において担ってきた役割、または創立時に創立者が志した建学の精神が重要になるということです。

日本全国、どこの私学にも建学の精神や教育理念はあるでしょう。

しかし、首都圏には中高一貫校だけでも260校程度の私学が存在していますし、地方に比べて多様化が進行していることもあり、「地域社会に根差した」という感覚が薄まりがちです。


反面、地方の学校に関して言えば、おそらく多くの私学の創立者は、学校を創立する時に「地域社会に貢献する」という視点を持っていたのだと思います。
なぜ、東京ではなく、ここに学校を作ろうと思ったのか。
あらゆる理由が考えられると思いますが、なぜこの地に学校を創立したのか。
そこには、「地域」が大きく関係しているのではないでしょうか。


だからこそ、地方私学はもう一度、自分たち自身のルーツに立ち返ってみることが必要だと思うのです。


と、地方を回っていると、強くそう思います。
というわけで、12月14日に仙台でそのようなテーマでのセミナーを実施します!
近県の先生方、ぜひご参加ください!!

http://www.core-net.net/seminar/sma/corenet/20131214.html