黒田官兵衛って誰?

みなさん、あけましておめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします!

昨年もいろいろなことがあった一年でしたが、2014年はどのような一年になるのでしょうか。
そして、年明け早々ですが、早い地域では、もう明日から入試が始まるところもありますね。
学校経営にとっても大きな山場、一人でも多くの子どもたちとの良き出会いがありますことを祈っています。


さて、今朝「日本史、高校で必修化」というニュースを見ました。
今は世界史が必修となっていますが、それを日本史必修に変更することを視野に検討に入るとのことですね。
早くて2019年度の導入ということで、今年度から中教審での審議が始まるようです。

今回のこの一件、グローバル化が進む中、「日本史を知らない若者」が増えてきているというところに問題意識があるようです。


確かに、グローバル人材に必要な要素として「自国に対する理解を持つこと」というのは欠かせないものだと思います。
世界の人たちとビジネスをする中で、自国の歴史を知らないということは、少なくともプラスではないというのも、事実だと思います。

現に、いくつかの学校ではグローバル教育の一環として「日本文化を学ぶ」という取り組みを行っています。
鎌倉女学院は、地の利を生かし鎌倉をフィールドに日本の歴史と文化を学ぶ「鎌倉学」という取り組みを行っていますし、公文国際学園では、中学校3年生で「日本文化体験」という日本文化を体験する旅行を実施しています。


ただ、単純に「日本史」を授業で学ぶことが「日本の歴史を知る」ということとイコールではないのではないか、と私は思いました。
当然、多くの方もそう思っていることだとは思いますが。

史実を学ぶことは非常に重要なことですし、やはり当然知っておくべきことだと思います。
それだけではなく、そこからさきのこと、つまり自分たちの歴史をどう捉え、考えるか、という自分なりの考えを構築してくことも大事なことだと思います。


今日の朝刊の別のページには、低学年次からの英語教育の導入についての記事がありました。
日本の教育の力が本格的に試されているのかもしれません。


今年一年も、きっと教育界に様々なことが起こると思います。
しっかり、一つひとつのことと向き合っていきたいと思います。