サプライズ!

みなさん、こんにちは。
コアネット教育総合研究所の福本です。

久々に良いお天気になり、気持ちの良い週末ですね。

前回、説明会のことを書きましたが、今日はとある学校の説明会に参加してきました。
それこそ、お天気も良く、説明会日和でした

説明会に参加すると感じることは、「当たり前にしていることは自分たちでは気づかない」ということです。

例えば、今日参加させていただいた説明会でのこと。
開始30分以上前に到着したのですが、会場には既に30〜40名程度の参加者が着席していました。
先生方の学校もそうだと思いますが、意外と早くいらっしゃる方もいらっしゃいますよね。

私が違和感を感じたのは、その時壇上で繰り広げられていた風景です。

大きなスクリーンにパワーポイントの資料を投影しながら、スライドチェック。
マイクを持ち出して、マイクチェック。

私の感覚からすれば、お客様がいる所でスライドチェックやマイクチェックをするのはNGです。
やはり、1時間ほど前には準備万端調えて、40〜50分前にはお出迎えに出たいところ。
できれば、校長先生にも出てきていただいて、お一人おひとりを迎え入れるくらいのことまでやりたいところです。


もちろん、私のこの感覚についても人によって千差万別あると思います。
ただ、学校の先生方が「当たり前」と思ってやっていることが、他の人にとっては「信じられない!」ということもあり得るわけです。

逆に、自分では思いつかなかったプラスの面に出会うこともあります。
それは、私の「当たり前」にはなかったことということです。

そして、その「当たり前ではなかったこと」に出会った時、驚き、感動し、気持ちが動くのだと思います。


いずれにしても、一度第三者の客観的な目で自校の見てもらうことは、とても意味のあることだと思います。
私で良ければいつでも拝見しますので、呼んでください!

トレジャーハンター

みなさん、こんにちは。
コアネット教育総合研究所の福本です。

今年の夏は、昨年と比べると暑さが少しは「まし」だった気がしませんか?
夜寝苦しくて、冷房を入れた回数が格段に少なかった気がします。
ただ、雨は多かったですが。


そして、季節は秋に向かっています。
暑さ、寒さも彼岸まで。
残暑もあと少し、といったところでしょうか。

そんな秋、各校とも学校説明会が佳境を迎えると思います。


ここ数年つとに感じるのは、学校説明会の大切さです。
もちろん、参加者数も大いに気になるところではありますが、自分たちが伝えたいことが伝えられていなければ意味がありません。
自分たちの学校を好きになってもらはなくては、出願にも受験にも、そして入学にもつながりません。

そして、ただ、自分たちが伝えたいことだけを伝えても、それはなかなか受け取ってもらえませんし、相手が知りたいことだけを意識しすぎていても、また学校を十分に理解してもらえることにはならないのだと思います。


また、「頭」で理解するだけでは、「受験、入学」という行動にはつながらず、「気持ち」で納得してもらわなければ、行動にはつながっていかないのだと思います。

このバランスは、すごく難しいです。
これから、たくさんの学校の説明会があります。
私も、できるだけ多くの説明会に参加して、説明会の胆を探っていきたいと思います。

プレイボール

みなさま、こんにちは。
コアネット教育総合研究所の福本です。

早い学校ではすでに夏休みが終わり、2学期もしくは前期後半が始まっている学校もあるようです。
そろそろ学校に生徒たちの元気な声が戻ってきている頃でしょうか。

夏休み、子どもたちは、きっとさまざまな体験をしてきたのではないでしょうか。

夏と言えば高校野球
スポーツ好きの私は、いつも通り球児たちの熱い戦いに胸を熱くしました。

今年は私自身関わりの深い学校も出場しており、自分事のように見ていました。

その学校は途中で惜しくも敗退してしまいましたが、全力で戦う彼らの姿には感動しました。
その後、その学校の先生とお話してる中で「やっぱり、甲子園は違う」というお話を伺いました。


常々考えていることですが、中高時代にはできるだけ触れたことのない世界や物に触れさせることが大切ではないかと思います。
それも、できれば今のレベルよりも少しでも上の世界やものに。

それは、きっと子どもたちの視野を広げることになると思いますし、そうなれば必然的にいろいろなものを感じ、自分に引き寄せてあらゆることを考えるのだと思います。


前出の学校は、ある程度強いけれども毎回甲子園に出場できるほどのレベルではない学校です。
また、推薦で優秀な選手をかき集めているわけでもなく、実際エースの選手は学力レベルごとのクラス編制の一番上のクラスで勉強もがんばっているような学校です。

そういった環境にある彼らにとって、甲子園出場というのは、単に野球の全国大会に出場したということ以上の意味があるのだと思います。


そして、これは必ずしもスポーツだけにあてはまることではないと思います。
あらゆる場面で、それは勉強面においても未知の領域に触れさせることは、キャリア教育の観点から言っても非常に重要なことなのではないでしょうか。


学校や先生方の大切な役割は、その環境をできるだけたくさん提供すること、そして、そこで得た経験をその後のキャリアに有効に活かしていくサポートをすることなのかもしれません。


一皮むけた生徒との久々の再会ももうすぐですね。

モラトリアム宣言

みんさん、こんにちは。
コアネット教育総合研究所の福本です。

8月も早いもので後半に突入。
夏休みの宿題に追われて泣く泣く机に向かっている中高生も少なくないかもしれませんね。
私自身、ご多分に漏れず「その手」の生徒だったので、この時期になると無性に気持ちが焦ります。


さて、先日8月の上旬に大阪で行われた進路指導強化講座の講師を務めさせていただきました。
東京で2年開催した講座が関西に初上陸した形です。
関西の先生方にも我々の考える進路指導のあり方をお伝えする機会を持つことができて良かったと感じています。


ちょうど、その講座当日のお昼に外で昼食をとっている時のことでした。


偶然隣におそらく高校生くらいと思われる女の子が二人お昼を食べていました。

漏れ聞こえてくる話を聞いていると、どうやらやはり高校生。
そして、話の内容からすると、おそらく中高一貫校の高校1年生のようです。

「夏休み中に大学のオープンキャンパスに行けって言われるけど、正直どこ行ったらいいか分からないよね。」
「まだ、そんな将来のことなんて考えられないよね。」
「せっかく中学受験して一貫校に入ったんだから、もっとゆっくりしたい!」

そんなことを話していました。


いやいや、今から将来のこと考えておくくらいのことしないと、2年後困るぞー。
せっかく一貫校に入ったんだから、ゆとりをもって将来のこと考えるんだよ、逆、逆!


と、おじさんは突っ込みたくなるわけですが、ここで口をはさめば「誰?あんた」となるのは火を見るよりも明らか…。
そそくさと退場しました。


情けなく感じたり、がっかりしたり、というところだと思いますが、きっとこれが現実なのだと思います。
おそらく、多くの中高生は同じような感覚なのではないでしょうか。


確かに、まだまだ知識も経験も乏しい中高生がポジティブに将来のことを考えるということは難しいことでしょう。
しかし、それこそ、モラトリアムとして高校1年生まで時間を浪費してしまうのはもったいなさすぎます!


学校、先生方は、子どもたちがもっと前向きに自分自身の将来と向き合えるようなサポートをしていかなければいけないのだろうなと思います。
そして、それは先生方だけが果たすべき役割なのではなく、私たち大人すべての人が担うべき役割だと思うのです。


その後、進路指導強化講座にご参加いただいた学校の生徒さんが少しでも自分自身のキャリアデザインに前向きに取り組んでくれているといいなと思います。

言い訳

みなさま、大変ご無沙汰しています。
コアネット教育総合研究所の福本です。

前の投稿から時間が経つこと実に6か月。
半年も投稿が滞っておりました。。。

この間、特に大きなトラブルがあったということなどは特になく、単純に筆が止まる、ならぬ手が止まった状態でした。

言い訳させていただけるのであれば、アウトプットするためのインプットが乏しく、また考えることもできていなかった、ということが大きな理由だと思います。
単なる言い訳にすぎませんが…。


私にとって、ブログにしてもセミナーにしても、また論文にしても、アウトプットするということは非常に大切な機会で、こういった機会があることで、いっそう何かを考えることにつながります。

何かしらのことを表現するためには、情報が必要ですし、得たそれらの情報をもとに自分なりに思考を深めることが不可欠だと考えています。

考えようとしなければ、思考は深まらないのは当然ですが、併せてあらゆる形で情報をインプットすることも、また重要な要素です。


これは、おそらく中高生にも同じことが言えるのではないかと考えています。


ここ数日、キャリア教育の関連で学校の先生方や他社の方とお話する機会を多くいただいています。
そうすることで、私自身の思考も動き始めました!


ということは、このブログの投稿頻度も上がるはず。
という大げさな言い訳で、久々の投稿を閉じたいと思います。

向こう三軒両隣

みなさん、こんにちは。コアネット教育総合研究所の福本です。

2週続けての週末の大雪。少なからず被害を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そして、私はこれから東北出張。
昨日も降り続いていたのようなので、どれだけ積もっているのか心配です…。

北の方々には笑われてしまうのかもしれませんが、雪道を歩くとツルツル滑ります。
すぐに転びそうになってしまい、心底雪は勘弁してもらいたいです。
また今週水曜日に雪が降るという予報になっているようですが、できれば降らないでもらいたい。。。


これだけの積雪は、首都圏ではそれほどあるわけではないわけですが、そういった「非日常」だからこそ感じることがあります。

先週も今週も、あまりに降り積もった雪で道路も一面真っ白でした。
私はマンションに住んでいるのですが、朝起きてしばらくすると外から「ザッザッ」という音が聞こえました。

外に出て行くと、数人の同じマンションの住人の方々が雪かきをしていました。
エントランスと駐車場に積もった雪を、バケツやチリトリ、数少ないスコップという雪かきをするには脆弱な装備ながら、大雪と格闘していました。


私も参戦して、2時間ほどでようやくエントランスは人が難なく歩いて通れる程度になり、駐車場もどうにか車を出せるくらいになりました。

ふと、周囲を見回すと、近所の方々も自分の家の前を中心に歩道や車道の雪かきをしています。
午後に買い物に出た時には、駅前までとりあえず歩いて通れるようになっていました。


「隣の住人の名前も顔も知らない」
というくらい、地域での人間関係が希薄になっている、ということが言われますが、まだまだ「人のために」という気持ちが私たち日本人には残っているということを感じます。


そんなことがあった先週。
そして、今回の雪の時には私のマンションの雪かきに参加した人は、先週よりもずっと増えていました。


今日、駅から学校に向かう道も、「雪かき」されていることを祈りつつ、一路北上したいと思います!

2月1日

みなさん、おはようございます。コアネット教育総合研究所の福本です。

いよいよ、2月1日がやってきました。
東京・神奈川の私立中学入試が始まります。
おそらく、間違いなく日本で一番多くの小学生が受験する入試が始まります。

私も今、担当する学校に向かっています。
電車内には、ちらほらと受験生らしき小学生が参考書や塾のテキストを見直しています。
最後の最後の確認ですね!

これまで数年間積み重ねてきた努力が実を結び、桜咲きますように!


そして、一緒に学校に向かっているお父さん、お母さんにもエールを送りたい気持ちです。
これまでいろいろあった時間の結果がたった数日で出てしまうということは、ある種「酷」なことかもしれません。
でも、きっとこの経験を通して子どもたちは、たくさん成長しているのではないかと思います。


今年の2月1日は少しあたたかくて良かったです。
学校にとっても、受験生にとっても、その保護者のみなさんにとっても、いい2月になりますように!